不動産決済とは

　大阪府池田市にあります、ささのは司法書士事務所です。

　司法書士の花形業務の一つに不動産決済があります。

　不動産決済とは、不動産売買において売主が権利証と鍵を引き渡し、買主が代金を支払うことです。これにより、不動産売買は完結します。

　不動産決済における司法書士の一番の役割は、不動産登記の名義を売主から買主へ確実に移転させることです。先述した、売主の権利証・鍵と、買主の代金は同時履行の関係にあります。

　同時履行とは、売主は「代金の支払いがあるまで権利証と鍵は引渡しません」と言い、買主は「権利証と鍵の引渡しがあるまで代金は支払いません」と言うことです。鍵や代金は誰が見てもすぐに本物だと分かるものかもしれませんが、権利証をはじめとした不動産登記の名義変更に関する書類は、売主・買主だけでは本当に全部揃っているか判断できない場合が多いと思います。このような状態では、買主は安心して代金を支払うことが出来ません。

　そこで、司法書士が不動産決済に立ち会うことで、売主から不動産登記の名義変更に関する書類を確認し、確実に売主から買主に名義を移転できることを宣言します。これにより買主が安心して代金を支払うことが出来ます。

　本日は、不動産決済における司法書士の役割についてお話しました。 弊所は、十分な不動産決済の経験を有した司法書士が在籍していますので、現在、司法書士を探している不動産業者様、不動産の個人間売買をしたいので立ち会ってもらいたい一般の方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊所にご連絡頂ければと思います。